「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 」を観劇して

こんにちは。


やっと春らしくなってきましたね。この間初日を迎えた舞台の感想を綴りたいと思います。


突然ですが、PSYCHO-PASSの世界観ってSFだけれど何か現実味を帯びている不思議な感覚に陥りませんか?


私自身、PSYCHO-PASSが舞台化するとは思っていませんでしたが、舞台化発表されてから絶対に行く!と心に誓いました(笑)


現実味のあるSF、私はこれが大好物なんですが、アニメPSYCHO-PASSシリーズの設定を受け継いだ完全オリジナルストーリーかつオリジナルキャラクターでの舞台、ということで舞台化する意味があったのだと思います。


その試みは新しいものだと思いました。完全オリジナルであるからこそ観客があらすじしか分からない、キャラクターがどんなパーソナルなのかも鑑賞しなければ把握できないこと。つまりは役者さんにかかっているということ。とても楽しみにしてました。


実際観劇した後は、魂を抜かれたようにその舞台の熱量に持っていかれてしまったのですが、PSYCHO-PASSが好きな方であれば観てもらいたいなと素直に思いました。脚本と演出もPSYCHO-PASSにずっと関わってくださってる方々の手によるものなので、想像していた数百倍もPSYCHO-PASSの世界でした。アニメで観ていた世界が劇場空間に現れ、観客である私たちをも巻き込んでいくあの感覚を味わっていただきたいなと思います。当日券も販売するとのことなので是非気になる方は日本青年館森ノ宮ピロティホールに足を運んでみてください!


どこの座席からでも楽しめると思います!



それから情報量も多い舞台なので理解するのが大変(笑)テンポが速いのでじっくり劇中に考えると置いていかれそうですね…舞台のHPやパンフレットを観てしっかり予習したらいいかもしれません。


ひとりひとりのキャラクターの個性があって面白いです。役者さんもみんな洗練されてる方々ばかりなので、作品に惹きこまれます。私もまた劇場に通うので非常に楽しみです。


また初日終演後に公開されたゲネプロの記事で一部で炎上しているものもありますが、私は全てのPSYCHO-PASSが好きな方に観てもらいたいなと思います。登場するキャラクターは皆さん男性が多いですが、ボイスキャストとして常守朱監視官や禾生局長も撮り下ろしで参加してますし、ドミネーターもカッコいいです!変形します。



PSYCHO-PASSという作品で言及され続けているテーマがこのVVにもあります。心に響く作品です。